語られなかった苦悶のタンゴ-アルフレット・シュニトケ

本日は久しぶりの休日でたっぷり昼寝も出来て英気を養いました。養ったところでなにを書こうかなーとつべめぐりしていたらこの動画を見つけて今見ています。

「Агония」

日本語に訳すと「苦しみ」。映画のタイトルなので「苦悶」の方がいいのかも。苦しんでいるのは誰?民衆?皇帝?国?歴史が変わるときの生みの苦しみ。そんな感じでしょうか。実は私この映画の日本語字幕版観てません。ストーリーはあらすじを書いてあるサイトでざっと読んだくらい。だから細かいところは分かってないのだけれど、どうしても観たかったので数年前にYouTubeで探して視聴しました。

久しぶりにと探してみたら英語字幕版を発見。…が英語。やっぱり無理wwwてかここモスフィルムの公式なんですよね。著作権切れたからでしょうか。他にも沢山映画UPしてあってなんて太っ腹なんでしょう。

なんで露語わかんないのに探してみたのかというと理由はひとつ。劇中曲のシュニトケのタンゴを浅田真央がSPで使用したからです。ハイ、この映画の邦題は「ロマノフ王朝の最期」です。

私てっきりこのタンゴはこの映画のために作られたと思っていたのですがそうではないのですね。「愚か者の生活 (Life with an Idiot)」という歌劇のために作られた曲のようです。シュニトケ自身がこの旋律を気に入っていくつか転用しているそうです。

こちらがその「Life with an Idiot」…でいいのかな?

ウチの旦那さん歌劇が好きで、いろんなDVD持ってて私もチラ見したことあるのですけど、素人考えだと大仰な衣装で豪奢な舞台装置というイメージがあるのですが、最近はいろいろで演出が現代的でモダンな解釈なものも沢山あるそうです。

で。この動画はアレでしょうか?愚者の生活を下敷きに作られた芝居(音楽劇)なんでしょうか?公式サイトこちら。…あ、なんかこれたまらん…主演の男優めちゃめちゃかっこいいじゃないですか…こういうの観に行きたいなぁ。地方民には叶わぬ夢…

タンゴはこの冒頭に流れます。いや、めちゃめちゃカッコイイんですけど!やっぱこの曲好きだ!

浅田選手がこのシュニトケのタンゴをSPに使ったシーズンはどうにも調子が上がらず、作品としての完成を見なかったことが残念でたまりません。私この振付もかなり好きだったんですよね。

「仮面舞踏会」を振り付けた時にタラソワは言いました。「『仮面舞踏会』という曲で演技すると決めた以上、その映画をみて勉強するのは当たり前のことです。」では、シュニトケのタンゴは…?

浅田選手が映画もしくは歌劇をタラソワから薦められたという情報はありませんが、SPを観た限り映画のシーンをモチーフにしてるような気がします。変革の足音に耳を塞ぎながら踊る享楽のタンゴ。破滅的且つ刹那的な、堕ちゆく凶星の最期の煌き。

このSPについてはあまりに成績が振るわなかった為にこれからもあまり語られることはないでしょうけれども。

いつか再演して欲しい。他の誰かでもいいので。

追記:「悪魔とマルガリータ」って「巨匠とマルガリータ」と一緒ですよね?ブルガーコフの。勢い余って映画音楽集のCD注文しちゃったんで聴くのちょっと楽しみw誰かそっち方面詳しい人にいろいろ教えてもらいたいなぁ。
 
 

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