@nomoretakuanという欺瞞

今日一日(というか昨日)Twitterに入り浸っておりました。で、いろいろ考えて飛ばした発言をちょっとまとめてみたいと思います。まずコレ。

20140201

 

これ呟いたの1月11日なんですけれども。

このブログって今んとこフィギュアファン以外は見に来ていないと思うんですが、一応ご説明すると「(フィギュアスケートの)全ての選手たちに公平なジャッジを!」という活動をしている「チーム公平」さんというのがあって、主にブログとTwitter上で活動しているのですが、その中心的人物が世相見姐さんという方で、その方のTwitterアカウントが@nomoretakuanなんですね。

takuanって何ぞ?と思う方も当然いらっしゃるでしょうね。これは今季のヨナのSPの衣装が緑がかった黄色で、それをネット上で「沢庵」と称して衣装論争が巻き起こったのですが…そう、このtakuanってヨナのことなんです。(そのほかにもキムチとか1-1-1とかいろいろありますけど。)

「チーム公平」さんは兎に角ヨナが不正をしていて今の地位を築き、そのために割りを食っている選手が沢山いる、だから全ての選手に公平なジャッジングを!という主張をなさっている人たちの集まりなんですよ。つまり、沢庵=キム・ヨナ(不正をしてメダルを得る)ような選手は二度と出さないようにしよう、って決意表明のアカウントなんですね。そのために皆さん行動をおこしましょう、と。

で、とりあえずここではその活動の是非は置いといて、上記の私のツイートについて記したいと思います。どうも私はベラベラ喋りたいタイプでTwitterの文字数じゃまったく足らんのですよ。笑。さて。ここでまたいつもの前ブログの過去記事引用してきます。題して

***

「広島に原爆を落とす日」

2009年8月6日記す

20代の頃、必要があってつかこうへい作「広島に原爆を落とす日」を読んだ。文庫で上下巻。一晩で一気に読んで、その日は朝まで眠れなかった。

ネタばれすると読んだときに面白くないので内容は書かない。解説でつかこうへいが所謂「在日」であることと、ペンネームのつかこうへいが「いつかこうへい(公平)」から来ていることをはじめて知った。(※名前の由来については諸説アリ)

1989年12月 於:下北沢本多劇場
ペーパーカンパニープロデュース「広島に原爆を落とす日」

当時の小劇場界のスター役者を集めた舞台。行きたかったが忙しかったのと迷っているうちにチケットが完売したので観ることが出来なかった芝居だ。今でもそのことを非常に悔やんでいる。

芝居のほうは見ていないので、本と舞台とどれだけ開きがあるのかは知らない。が、舞台の熱気をそのまま感じるような、目で観ているような本だった。とんでもなく奇妙奇天烈で破天荒な内容なのだが…いや、どう書いても…文字にする力量がないのでやめておく。

本日毎日新聞夕刊。 2面「特集ワイド 早坂暁さんのみたヒロシマ」。
インタビューの最後に、聞き手が次の構想を、と尋ねる。

(以下、引用)

「春子の映画をつくりたい」

『春子さんは、早坂さんが5歳の時に、遍路道沿いにあった実家の前に捨てられていたのですね。』

「3歳違いの妹として一緒に育ちました。海軍兵学校に行ったあと、母親は僕の相手にと考えて、春子に生い立ちを正直に話したそうです。春子はすごくうれしそうな顔をして、僕に会いに行き、自分の口から話したいと防府を目指して出発したのです。なんとそれが8月4日です。8月5日に広島に泊まり、翌朝の臨時列車にのるつもりだったとまでは推測できましても、どこで死んだのか、遺体はもちろん一片の骨も見つかっていません」

(引用以上)

事実は小説より奇なり、といいたいのではない。

それが事実に基づくものであれ、まったくのフィクションであれ、その作品は「作家の目」というフィルターを通したつくりごとに他ならない。しかしその「つくりごと」が何故これほどまでに私たちの胸を打つのか?それはその「つくりごと」が我々の「真実」に迫るからだ。「真実そのもの」と言ってもいい。

私たちは生きている。生きていて抱えているいろいろなものを持て余し、放り投げてしまいたくなるときがある。叫びだしたくなるときがある。そして時にそういう自分自身の存在を世界に知らしめたくなるときがある。

どうだ見ろ、私を見ろ、私はこういうものだ、と。

そんなたくさんの中空に放り出されて所在なげにふわふわ浮いているものをある人は掬い上げ、作家の目というフィルターで濾して作品に仕立て上げる。あるものは歌に、あるものは詩に。つくり手でない我々はそれらをまた咀嚼して体内に戻し自らを補完する。なんども。なんども。

掬い上げられた物語は幸いだ。そして誰も知らず消えてゆく物語のなんと多いことか。焦土と化した大地に失われた何十万もの物語よ。それらが日の目を見るときはくるのだろうか。語り部たちは老いて次々と死んでゆく。

***

前ブログの記事は以上です。いやぁ。若書きですね。つったってこれを書いた時点で既に若くないんですけど。笑。荒いわぁ。汗が出ます。

「@nomore」という文字を目にした時に何故か私は嘗てブログに書いたこの記事がすっと頭に浮かんできました。なんでだろーと思って読みなおしてみたら笑っちゃいましたね。記事の冒頭に『在日』と『いつかこうへい(公平)』と書いてある。あぁ、これかと。

前にも書きましたがブログを書いてると不思議なことが起こります。「これを書け」と幾つかのサインが見えて、まぁ個人的な啓示なので詳しくは説明しませんがストンと腑に落ちることがあります。私はこの元記事は毎日新聞の夕刊コラムに触発されて書いたのですけれど、今回これを再読した時にあ、ここに繋がってくるのね、今これを書くために私はこの記事を書いたのね、と素直に納得しました。

目に見える文字に表した時、或いは耳に聞こえる音に発した時、言葉は呪術的な力を持つことがあります。これが「言霊」です。

この「@nomoretakuan」というアカウントを持つ手相見姐さんという方は「見える」そうです。残念ながら私にはそういう力はありません。しかしそういう力を持たない私も「操られている」という感覚を持つ時があります。「書かされている」と。不思議なんですけど、言葉に関してはそういうことがあるんです。

 

だから私は上記のTwitterのつぶやきに「言霊を信じる」と書いた。

私達日本人が「No more」とつぶやくとき、その後ろには2つの地名が入ることを私達は皆知っている。それはもう理屈でもなんでもない、身悶えするような痛みに貫かれた民族の記憶だ。悲しみと、痛みと、苦しみにまみれた祈りの言葉。その言葉を記し発するとき、私達は慟哭の記憶と共に必死に祈り、そして誓う。「もう二度と…」と。そういう言葉だ。

私は手相見姐さんという人のブログの熱心な読者ではないけれど、彼女がこう書いたことを見たことがある。正確な文言ではないかもしれないけれど、彼女はこう言った。戦争で失われた魂が空を渡って何処に戻っていくのか知っていると。私には見える、と。ならば。それが本当に「見える」のならば。

残された人々が沈痛の思いとともに犠牲者に捧げたこの祈りの言葉を何故弄ぶのか。

たかだか、―あえて言うが―たかだかフィギュアスケートという一競技の為に、この言葉を弄んでいい筈がないのだ、貴女が本当に「見え」ているのであるならば余計に。

しかし貴女は「@nomore」を自分の名とし、仲間内でしか通用しない「takuan」という符牒を使って日々、つぶやき続けている。目に汚く、耳に濁った言葉を。いったい何故そんな厚顔無恥な振る舞いができるのか?

簡単だ。貴女にはなにも「見え」ていないからだ。

貴女の嘘は貴女自身が選んだその名、そのものの中にある。
言葉にはその人の魂が宿るのだ。

 

***

「符牒」も呪術的な意味があるんですよね。それ使っているうちは縛られて抜けられないから!気をつけてね(ミャハ☆彡

 

 

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  1. 2014.01.01

    一休さん
  1. エキセントリックBBA 2014.02.02 1:09am

    ネット上ではなんとでも言えますからね~。
    占い師…というのも私は信じてませんし。

    ルールを知って、見る目を養えばヨナさんの高得点も納得だと思うけどな~。真央ちゃんも最近はジャンプ失敗しても高得点じゃないですか?それは4年間取り組んできたことが生きてるからでは?

    >「チーム公平」さんは兎に角ヨナが不正をしていて今の地位を築き、そのために割りを食っている選手が沢山いる、だから全ての選手に公平なジャッジングを!

    じゃ~、どうしたら「すべての選手に公平」になるの?今は何で公平じゃないの?説明してほしいw。

    私は旧採点法のほうが公平じゃなかったと思うけどな。

    • mk5go 2014.02.02 1:15am

      旧採点は東西で明らかに点数の出し方が違いましたもんね…しかもSPで失敗したら命取りだったし。私順位点って仕組みがよくわかりませんでしたw

      なんかもう今は「ヨナがドーピング違反をしていて、ジャッジは買収されてて不正がまかり通っている」というのが前提になっていて、そこからの話になっちゃってるのでもう突っ走るの見てるだけで止めるすべがない感じです。

      あんまり大騒ぎするとかえって選手のためによくないのではという気がします。先達てのジャッジの発言だって、普通ならなんでもないのに韓国のネット民を「普段はヨナを八百長だの買収だの言って罵ってるくせにじゃあそっちはどうなんだ!」って余計に怒らせちゃったんですから。(でもこのまま沈静化していきそうですけどね。よかった)

      余計なこと言わずただただ演技を楽しめばいいのにね!もうソチなんだし!

  2. feijoa 2014.02.02 8:08pm

    初めまして。 今、ヨナ選手のSPを見てやってきました。
    fairness-ヨナ選手のSPの衣装の色こそがfairnessそのものとして燦然と輝いてみえます。

  3. フィギュア好き 2014.02.03 4:11pm

    こんにちは(^_^)

    ママクマさんの憤りがひしひしと伝わってきました。
    私は、手相見姐さんの年齢はわかりませんが、自国の痛みさえも軽く扱えちゃう感覚を、戦後の日本の教育が育ててきたんだと思います。だからもちろん、他国の痛みんかわかるはずがない。そうでないママクマさんのような方もいて、私の解釈が大雑把であるのは承知です。
    でも韓国も似たようなんで、えらそうなことは言えません(^_^;)

    痛みを忘れず未来につなげるという感覚を持った人と持たなかった人との差は何だろうと考えることがたまにあります。答えは出ず終いですけど。

    それにしても手相見姐さんっていう人は、一日中ヨナのこと考えてるんですね。

    • mk5go 2014.02.03 9:35pm

      こんばんは。
      私ね、日本語がすごく好きなんですよ。だから余計に気になるのかもしれませんね。ああいうふうに言葉を操る人をみると悲しくなってくるんです。

      韓国や中国のことも、いろいろ思わないでもないんですが、でも一人ひとりは自分の生まれた国や文化を愛してる平凡な人なんだよな…と思うとね。なるべく尊重し合えるように努力はしたいと思います。切れちゃうこともあるかもしれないけど。笑。

      私も最近は一日中フィギュアのこと考えてます。ソチ、楽しみなような、怖いような。

      • フィギュア好き 2014.02.04 7:33pm

        私の言ったこと、何だかずれてましたね。すみません(^_^;)

        〉私ね、日本語がすごく好きなんですよ。だから余計に気になるのかもしれませんね。ああいうふうに言葉を操る人をみると悲しくなってくるんです。

        なるほど。ほんとに日本語を愛してるんですね。すごくいいことだと思います(^_^)

        手相見姐さんは、no moreをただ聞き慣れたわかりやりやすい言葉、ぐらいにしか思ってないんですかね。それともno moreを使えば何か強い意志でも表せるとでも?
        どちらにしろ、私には好きになれそうにないタイプです。(言っちゃった!)

        • mk5go 2014.02.04 9:11pm

          いえいえーとんでもない。私がずれた答えしちゃったかもしれません、すみません。

          だから例えば韓国の人は韓国語を、中国の人は中国語をとても大事にしてるんだろうと想像できるんですよね。そう思うと相手を尊重しようと思う気持ちが出てくると思うんですよ。

          あの方たちはそういう気持ちが感じられない。フィギュアスケートを尊重していない。

          私もそんな人は好きになれません。

          • フィギュア好き 2014.02.04 11:57pm

            〉ここでよかったら何時でもいらして下さい。記事に全然関係ないコメントでもかまいませんので。

            うはっ。←て文字にすると違和感ありますけど、ママクマさんのコメント読んだ時、ほんとにこんな感じてした。
            ヨナ好きで読み始めましたけど、ママクマさんのブログ、すごく私好みなんです(^_^)

            またおじゃましますね~。おやすみなさ~い。

          • mk5go 2014.02.05 12:11am

            ありがとうございますー。おやすみなさい。

  4. フィギュア好き 2014.02.03 4:23pm

    連投すみません。

    KBSのヨナ特集、ご覧になりました?ここ最近のヨナ特集の中で一番良かったです!また寂しさに襲われましたけど(T T)

    フィギュア板とフィギュアギャラリーの間というブログで、日本語字幕付きで視聴する方法が紹介されているのを見つけましたよ。
    http://gaonasi88.blog.fc2.com/blog-entry-76.html?sp

    • mk5go 2014.02.03 9:39pm

      ストリーミングで見ました!韓国はライスト充実してていいですね。でもかっくかくだったので、ネットに上がっているのを改めて見ました。冒頭の髪の毛引っ張られてひゃってなった表情可愛かったですね。いいドキュメントだと思いました。今まで見たことない角度の映像で良かったです!特に死の舞踏のスパイラルを後ろから映したの、こんなにあっという間に遠ざかって行くんだ…!とスピード感が溢れててとても良かったです。

      だけど最後のジャンプ集はちょっと寂しかったですね(T_T)

      情報ありがとうございます。日本語字幕ダウンロードしました!楽しみです。

      • フィギュア好き 2014.02.04 7:23pm

        こういう話になると、直に会って語り合えないのが惜しい~~~!
        韓国語じゃなくて日本語で語り合いたいんです。

        • mk5go 2014.02.04 9:16pm

          そうですねー。ネットだとタイムラグありますもんね。心ゆくまで語り合うというのもなかなか難しいかもしれませんね。

          ここでよかったら何時でもいらして下さい。記事に全然関係ないコメントでもかまいませんので。

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